何でも質問箱

2026年09月07日号
審査部審査番号号

NTT法とは?

NTTグループが日本の通信インフラを安定して提供し続けるための役割やルールを定めた法律のことです。

正式には「日本電信電話株式会社等に関する法律」といい、もともとは電電公社が民営化される際に、全国どこでも電話などの基本的な通信サービスを安心して利用できる状態を維持するために作られました。民営化によって競争が進む一方で、通信は生活に欠かせない社会インフラであるため、国として一定の責任を持ち続ける必要があるという考え方が背景にあります。

この法律では、NTTグループが全国的な通信サービスを安定して提供すること、通信の基盤となる技術の研究開発を進めることなどが求められています。また、NTTは完全な民間企業ではなく、国が一定割合の株式を保有する「特殊会社」として位置づけられており、重要な設備の扱いや事業計画の一部については国の認可が必要とされています。これは、通信インフラの公共性を守りながら、民間企業としての効率的な運営も両立させるための仕組みです。時代の変化に合わせて法律も改正されており、固定電話の提供義務の見直しや、通信設備を他社と適切に共有するためのルール整備などが行われています。こうした改正は、通信サービスの安定性を保ちながら、競争環境や地域の実情に合わせて柔軟に対応するためのものです。

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