何でも質問箱

2026年08月03日号
審査部審査番号号

半導体のバリューチェーンとは?

半導体が「設計」から「最終製品として使われる段階」までたどる、 一連の価値の流れを指す言葉です。

半導体は非常に高度で複雑な製品であり、1社だけで完結することはほとんどありません。多くの専門領域が連携して初めて1つの半導体が世の中に届けられます。このような多段階の流れ全体を「バリューチェーン」と呼びます。

半導体の価値の大まかな流れは、設計・製造(前工程)・組立(後工程)・最終製品への組み込みという一連の工程で形づくられます。まず設計では、膨大なトランジスタの配置や信号の流れを決め、半導体の性能や特徴をここでほぼ決定します。続く製造工程では、シリコンウエハー上にナノレベルの精度で回路を形成するため、露光や成膜などの高度なプロセスが多数の装置や材料メーカーの支えのもとで進められます。その後、ウエハーをチップに切り出し、保護や放熱のためのパッケージを施し、検査によって品質を確認します。最終的に完成した半導体は、スマートフォンや自動車、産業機器などに組み込まれ、ソフトウェアやシステム設計と結びつくことでユーザーに価値を届けます。このように、半導体のバリューチェーンは多くの専門企業が連携して成り立つ広いネットワークであり、各工程が互いに支え合うことで製品が完成します。

資料請求
店舗案内
セミナー情報

カスタマーセンター
0120-310-273
受付時間:月~金 8:30~17:00/土・日・祝日を除きます