何でも質問箱

2026年07月06日号
審査部審査番号号

ボトルネックとは?

業務プロセス全体の生産性を低下させる原因となる特定の工程や要因のことです。

瓶の首が細いと中身がゆっくりしか出てこないように、どれだけ他の工程が速くても、いちばん遅い工程が全体のスピードを決めてしまいます。たとえば、承認作業が遅い、特定の担当者に仕事が集中している、古いシステムの処理が遅いといった状況が典型的です。

ボトルネックがあると、仕事が滞留して待ち時間が増えたり、後工程が手待ちになったりして、生産性が大きく低下します。また、特定の部署や担当者に負荷が偏り、ストレスや長時間労働につながることもあります。経営面でも、在庫の増加や機会損失などのリスクが生じるため、放置すると企業全体の成長を妨げてしまいます。

そのため、まずは業務の流れを見える化し、どこで仕事が詰まっているのかを正しく把握することが重要です。ボトルネックを特定したら、その工程の改善を最優先で進めます。担当者の負荷分散、承認フローの見直し、システムの刷新など、改善の方法はさまざまですが、ボトルネックを解消することで全体の生産性が大きく向上します。この考え方は制約理論(TOC)として知られ、企業の効率改善に広く活用されています。

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