何でも質問箱
2026年07月21日号
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Jカーブ効果とは?
- 自国通貨の為替レートが下落した際に、貿易収支が短期的には悪化し、 その後に時間をかけて徐々に改善していく現象のことです。
円安を例にすると、理論上は日本製品が海外で割安になり、輸出が増えて貿易収支が改善しそうに思われます。しかし実際には、為替が動いた直後は輸出量がすぐには増えません。多くの企業は事前に価格や数量を決めた契約で取引しているため、為替が変わっても生産や販売体制がすぐに変わらないからです。一方で、輸入品の価格は円安の影響をすぐに受け、原油や原材料などの仕入れコストが上昇します。そのため、短期的には輸入額が増えてしまい、貿易収支は悪化します。
時間が経つにつれて、円安の効果が本格的に表れ始めます。日本製品は海外で割安な状態が続くため輸出量が増え、逆に割高になった輸入品は量が減る傾向が出てきます。こうした変化が積み重なることで、当初は悪化していた貿易収支が徐々に改善し、結果としてJの字のような軌跡を描くことになります。





