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2026年05月25日号
審査部審査番号号

ナフサ(Naphtha)とは?

原油を精製する途中で得られる軽質の石油製品で、プラスチックや合成ゴムといった私たちの暮らしに欠かせない製品の原料のことです。

原油を加熱して成分ごとに分ける蒸留という工程の中で、LPガスの次に取り出される比較的軽い部分がナフサであり、石油化学の出発点となる重要な原料です。

ナフサはプラスチックや合成繊維、合成ゴム、洗剤、塗料など、私たちの生活に欠かせない多くの製品のもとになります。ナフサを高温で熱分解するとエチレンやプロピレンといった基礎化学品が得られ、これらがペットボトル、食品包装フィルム、自動車部品、衣料品などの素材へと姿を変えていきます。つまり、ナフサは「現代のものづくりを支える基盤原料」といえる存在です。

日本のナフサ調達先は中東4割・国産4割・その他地域2割とされています。近年は、環境負荷を減らすために、植物由来の「バイオナフサ」や、使用済みプラスチックを化学的に分解して再び原料に戻す「ケミカルリサイクル」など、新しい取り組みも進んでいます。これにより、従来のナフサと同じように製品をつくりながら、CO排出量の削減や資源循環を実現することが期待されています。

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