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2026年04月13日号
審査部審査番号号

特定用途向けIC(ASIC)とは?

汎用用途でなく、半導体ユーザーの要求にあわせてカスタム化、あるいはセミカスタム化し、ある特定の用途に特化した半導体の総称です。

世界的なAIブームにより、ハイパースケーラー(大規模なコンピューティング能力やストレージ容量を提供するクラウドプロバイダー)と呼ばれる大手IT企業各社はデータセンターなどAIインフラへの設備投資をますます加速させています。こうした投資資金の受け皿となってきたのが、高性能な汎用AI半導体(GPU)を手掛けるエヌビディアです。AI半導体市場で8割のシェアを握るとも言われ、高い人気を誇りますが、旺盛な需要に供給が追いつかず、価格も高止まりしています。こうした背景から、大手IT企業はエヌビディア依存の低減と計算の効率化を目的にAI半導体の内製化に力を入れているのです。

大手IT企業が一から半導体を設計するのは難しいため、ブロードコムやマーベル・テクノロジーなどの半導体企業がASICの受託設計をおこなっています。自分たちのAIモデルに最適なカスタム半導体を使用することにより、汎用半導体よりも高速化や省電化、初期投資から保守、廃棄までのコスト面でメリットがあると言われています。こうした流れからAI半導体市場でASICは当面年28%程度のペースで成長すると予想されています。

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