何でも質問箱
2026年03月23日号
審査部審査番号号
ホルムズ海峡とは?
- 産油国に囲まれ、ペルシャ湾とオマーン湾の間をつなぐエネルギー輸送の要衝のことです。
地図上では最も狭い部分で33キロメートルほどしかない細い海峡ですが、周辺には複数の産油国が位置しており、地理的に非常に重要な場所です。
この海峡が特に重視される理由は世界のエネルギー供給、とりわけ原油や液化天然ガス(LNG)の輸送において欠かすことのできないルートとなっているためです。ペルシャ湾沿岸にはサウジアラビア、イラク、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールなど、世界有数の産油国・ガス産出国が集中しています。これらの国々で生産された原油やLNGはタンカーに積み込まれ、外洋へ出て世界各地に輸送されますが、その出口として機能しているのがホルムズ海峡です。
世界の原油と液化天然ガス(LNG)の約2割がホルムズ海峡を通過し、日本は輸入する原油の8〜9割が同海峡を経由するとされています。つまり、世界で消費される石油・ガスの大きな部分が、この細い海の通り道に依存しているということになります。
このように、ホルムズ海峡は単なる地理的な海峡ではなく、世界のエネルギー供給と国際情勢の安定に直結する重要な要衝です。





