何でも質問箱

2026年03月16日号
審査部審査番号号

光電融合とは?

光信号を扱う回路と電気信号を扱う回路を融合することです。

2030年における世界のデータセンター(DC)電力消費量は、2024年比で約2倍に到達する見込み(IEA調べ)となっています。生成AIブームの到来により、電力の逼迫が懸念されるなか、こうした課題の解決策として光電融合技術が注目されています。
 半導体の電子回路の中は無数の電気信号がやり取りされています。このやりとりには電力が必要になります。処理すべき情報が多くなるほど電気信号のやりとりは大きくなり、消費電力量が増大するほか、電気が銅線を流れる際には抵抗を受け熱を発し、計算速度の低下にもつながります。
 そこでこれまで電気で行っていた計算を光に置き換える研究が足元で進められています。光信号は電気信号に比べ、伝送中の減衰が圧倒的に少ないという特徴があるほか、一度に送信できる情報量も多いというメリットもあります。つまり、光電融合技術はネットワークやDCをはじめとする情報通信インフラを高性能化・省電力化することができるのです。
 日本ではNTTが光電融合技術を核とする次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」構想を推進しているほか、米半導体大手のブロードコムやエヌビディアでもサーバー間のデータ転送などを行うスイッチ製品において光電融合を活用した開発が進められ、既に量産段階が目前に迫っているなど、今後ますますの情報通信インフラの発展が期待されます。

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