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2026年02月16日号
審査部審査番号号

SMR(小型モジュール炉)とは?

一般に100万キロワット以上の既存の大型原子炉と比較して出力の小さいおおむね30万キロワット以下の原子炉のことです。

SMRは次世代原子力発電の1つで、脱炭素の機運が高まる中、安全で低コストの原子炉として注目を集めています。従来型の原子炉と異なり、格納容器や蒸気発電設備などをモジュール部品として工場で量産できるのが特徴です。これにより建設現場で組み立てるのに比べて建設費などのコストや建設期間を大幅に抑えられることが可能となる他、仮に事故が起きた場合でも出力が比較的小さいため、外部電力なしで自然に炉心の冷却が可能になるなど安全性も高まると期待されています。

昨今では生成AIの普及やDXの進展によりデータセンターを中心とした電力需要が急増しており、アマゾンやグーグルなどの巨大IT企業がSMR開発企業への投資や電力購入を相次いで発表するなど電力確保への投資も活発となっています。

米欧で開発や建設が先行する中、日本では政策や制度整備と技術開発の段階にとどまっていますが、日本企業では日立製作所が米GEベルノバとの合弁企業を通じて、カナダ・オンタリオ州で西側諸国初となるSMRの建設許可を得るなど、存在感を発揮しています。

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