何でも質問箱

2025年05月26日号
審査部審査番号号

M&A(Mergers and Acquisition)とは?

企業の合併買収のことです。

Mergers(合併)と Acquisitions(買収)という意味です。狭義には合併を意味する吸収合併と新設合併、買収に用いられる株式譲渡・事業譲渡・株式交換・第三者割当増資を指します。また、広義的な意味で企業同士が協業する資本提携や業務資本提携もM&Aに含まれることがあります。

売却側の目的は後継者問題の解決、経営基盤の強化、創業者利益の獲得などがあります。中小企業では後継者がいない場合があり、M&Aによって第三者への事業承継が可能となります。さらに相手先の経営資源を活用した経営基盤の強化も期待されます。買収側の目的としては事業の拡大、優秀な人材の獲得、新規事業参入、シナジー効果の期待などがあります。同業種の企業を買収することでシェアや技術を獲得し、事業領域を拡大します。さらに優秀な人材を獲得し、新規事業へのスムーズな参入が可能となります。M&Aは双方にとって業務効率化やコスト削減など多くのメリットがあります。ただし、注意点もあります。たとえば、企業文化が異なることによる統合の難しさや、売却側従業員の雇用条件が変化する可能性などが挙げられます。そのため、事前に慎重な調査を行い、買収後は計画的な統合プロセスを進めることが必要です。

資料請求
店舗案内
セミナー情報

カスタマーセンター
0120-310-273
受付時間:月~金 8:30~17:00/土・日・祝日を除きます