何でも質問箱

2024年02月13日号
審査部審査番号号

クリーン水素とは?

環境に配慮した方法で生成される水素のことを指します。

水素は生成方法によって名称が異なります。化石燃料を使って生成したものは「グレー水素」、グレー水素の生成過程で排出を抑える工夫をしたものを「ブルー水素」といいます。再生可能エネルギーを用いて生成したものは「グリーン水素」です。一般的に、「ブルー水素」と「グリーン水素」の2つを合わせて「クリーン水素」と呼びます。また、自然界に存在する天然の水素を「ホワイト水素」、原子力発電を用いた場合は「イエロー水素」と呼ばれます。

2020年10月、菅首相(当時)が臨時国会で、国内の温暖化ガスの排出を2050年までに実質ゼロとする方針を表明し、水素使用量の目標を2030年に最大300万トン/年、2050年に2,000万トン/年程度としました。「水素・燃料電池戦略ロードマップ」では2020年代半ばを水素発電の本格導入を図るフェーズと位置付けており、脱炭素社会の実現に向けてクリーン水素への注目度が高まっています。

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