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次世代航空エンジンLEAPとは？

燃費や環境性能に優れたパフォーマンスの高いエンジンです。

　LEAP「Leading Edge Aviation Propulsion（最先端の航空推進技術）」は、米ゼネラル・エレクトリック（GE）と仏サフラン・エアクラフト・エンジンズの合弁企業＝CFMインターナショナルが開発した次世代の航空機エンジンです。新技術が活用されており、燃費と環境への配慮を両立させた製品であることから注目されています。LEAPエンジンには、次世代素材であるセラミックマトリックス複合材料（CMC）が採用されています。CMCは、金属材料の1/3の重さであり、耐熱温度が金属材料より20％も高く、高温で使用可能などの特徴が挙げられます。また、前世代のエンジンに比べて燃費が約15％改善されているため、燃費の向上により航空機のコスト削減効果が期待できることに加え、排出ガス量や騒音レベルが低いなど性能の高さが評価されています。LEAPエンジンは、ナローボディー（機内の通路が1つ）であるボーイング社製737 MAXなどの近距離、中距離路線をメインとしている機体に搭載されており、関連企業の今後の動向に期待が高まります。