米国株の特徴

株主還元重視が米国のスタンダード
米国株の魅力を知ろう

ただ単に時価総額が大きいことだけが米国株の魅力なのではありません。日本に比べて投資家の目が、より厳しい米国で信頼を勝ち取っていくために株主還元意識が強いことが米国企業の特徴でもあります。 その魅力とは何かを具体的に見ていきましょう

株式会社は株主のもの

好配当や株価上昇の期待大。米国ではROE(自己資本利益率)が高い評価基準に

コーポレート・ガバナンスが確立されていて、企業の株主還元意識が強いことは米国企業の特徴です。ROE(自己資本利益率)、配当性向などを重視し、自社株買いや増配に積極的なのです。

ROEは当期純利益を自己資本で割って算出します。つまり、与えられた資本をどれだけ効率的に生かし利益を出したかを示す指標。米国企業のROEは平均的に日本企業の倍近いといわれます。日本は法人税が高く、ROEが低くなりがちな面もあり、あまり関心が持たれていませんが、米国ではROEが高い企業への評価が高いのです。

日本と違って株主優待はありませんが、増配には積極的です。例えば米国のジョンソン・エンド・ジョンソンやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などは、50年超も連続増配を続けています。また、配当と並び重要な株主還元策が自社株買い。例えば、米国企業の総還元性向((自社株買い+配当金)/純利益)の平均は、日本企業の倍以上になっています。1株当たりの利益を上げるために自社株買いを実施する企業が多いこともこの数字に表れています。このように株式会社は株主のもの、と考えるのが米国企業なのです。

グローバル企業がたくさん

世界経済の成長性が取り込める

米国に本社を置く企業であっても、世界各国に事業を展開し、海外での売上や利益の大半を占めるグローバル企業も珍しくありません。

例えばアップル、P&G、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、身近に感じられる商品やサービスを提供してグローバルに活躍しているブランド企業は数多くあります。

もちろん、日本など先進国のみならず、新興国にも進出しており、世界経済の成長ポテンシャルを取り込むことができます。

水戸証券では、こうした世界的な優良企業や将来の成長が見込める企業の株を直接購入することができます。名前や商品名をよく知っている企業ならば、日本企業への投資と同じような感覚で始めることができるのではないでしょうか。日本の同業種の企業よりも競争力、ブランド力、収益力、株主還元などで勝る企業も多くあります。

分散投資ができる

円資産に偏るリスクを回避収益チャンスが広がる

前述のように、グローバル展開している企業が多いため、日本国内の金融資産だけに投資しているよりも格段に収益機会が広がります。日本とは違うステージにいる新興国などの経済成長の果実を手に入れることも可能となるのです。

資産を日本円だけに集中させていると、円が他通貨に対して大きく下落したときや、経済が不安定になったときのリスクも大きくなります。国際的な分散投資は今後の資産運用には欠かせません。その第一歩として、米国株への投資を考えてみてはいかがでしょうか。

主なメリット・デメリット

主なリスク

米国株(外国株)特有のリスクには、主に以下のものなどがあげられます。

為替リスク
  • リスク分散が可能
  • 収益獲得の機会が広がる
  • 誰もが知っているグローバル企業の株主になれる
情報ギャップリスク
  • 企業情報が日本企業に比べると得にくい
  • 為替リスクを伴う
  • 売買手数料が日本株に対して割高
カントリーリスク
  • 企業情報が日本企業に比べると得にくい
  • 為替リスクを伴う
  • 売買手数料が日本株に対して割高

主なメリット・デメリット

メリット
  • 値幅制限がないので、リターンが大きい
  • 配当性向が高い企業が多い
  • 国際分散投資としても有効
  • 為替益を出すことが可能
デメリット
  • 内部留保が少なく、企業の成長が止まることもある
  • 為替リスクがある
  • 売買手数料が高い
  • 情報が少ない

金融商品などの取引に関するリスクについて

金融商品をご投資いただく際には、価格等の変動による損失が生じるおそれがありますので、金融商品等の取引に際しては、当該商品等の契約締結前交付書面等をよくお読みください。

詳細はリスク・手数料等説明ページをご覧ください。

資料請求
店舗案内
セミナー情報

カスタマーセンター
0120-0310-273
受付時間:月~金 8:30~17:00/土・日・祝日を除きます