お客さま本位の業務運営を実現するための方針

 水戸証券株式会社(以下「当社」といいます。)は、経営理念と経営ビジョンを経営の根幹に据え、当社の存在意義を示すパーパスとして「金融サービスを通じて価値を創造し、お客さまと地域社会の豊かな未来の実現に貢献する」を掲げております。今後ますます「貯蓄から投資へ」「資産運用立国」の進展に伴いお客さまニーズが高度化する中、お客さま一人ひとりのご要望に的確にお応えするとともに、お客さまの最善の利益に資する高品質な『金融サービス』を提供してまいります。

1.お客さま本位の業務運営に関する方針の策定・公表等

 当社は、お客さま本位の業務運営を今後も継続し、その取り組みを徹底するため、2017年に本方針を策定・公表いたしました。
 今後、本方針や経営理念等に基づき日頃実践しているお客さま本位の業務運営について、取り組み状況を定期的に公表する他、方針の内容も適宜または定期的に見直し、改善を図ってまいります。

2.お客さまの最善の利益の追求

 当社役職員は、パーパスの下、常にお客さまからの信頼確保を第一義とし、お客さまの知識・経験・財産の状況、投資目的およびライフプランを十分に把握したうえで、中長期分散投資を軸にお客さま一人ひとりのニーズに適う商品やサービスを提供し、お客さまの資産形成を多面的にサポートいたします。また、商品やサービスの提供後も、タイムリーな投資情報や各種資料の提供、お客さまからのご相談やお問い合わせに真摯に対応するなどアフターフォローの充実にも努めてまいります。
 株式においては当社アナリストが選定した「再評価銘柄」を、投資信託においては専門部署が選定した「推奨ファンド」を、リスク許容度や運用目的に合わせた分散投資をご希望の場合には「水戸ファンドラップ」を中心に、お客さまニーズに沿ったポートフォリオをお薦めし資産形成をサポートする事で、お客さまの最善の利益を追求してまいります。
 お客さまの満足やお客さまからの信頼が、当社の目指すものであり財産であると考え、当社が社会の中でかけがえのない存在となることを目指しております。
 当社はこれらの実践および定着のために、「経営理念」に基づく「経営ビジョン」の策定、様々なガバナンス体制の整備、研修・勉強会を実施し、役職員による高品質なサービス提供に努めてまいります。

3.利益相反の適切な管理

 当社は、「利益相反管理方針」を定め、お客さまの利益を不当に害するおそれのある取引を特定し、お客さま利益の適正な確保に努めております。
 株式については、担当部署が日々の委託取引について売りと買いの同時推奨や一般に知り得ない情報に基づく売買などを監視しております。また、インサイダー情報の漏洩防止や当該情報に基づく売買が行われないよう適切に管理しております。
  投資信託や債券などの販売商品の選定については、担当部署および商品戦略会議における検証、経営会議の審議を経て、利益相反の有無を確認しております。利益相反の可能性がある商品は原則として取り扱わない他、万一取り扱う場合は、利益相反の具体的な内容、取引に及ぼす影響等について、適切にお客さまに情報開示いたします。
 当社は、創業以来、特定の金融グループには属さず、一貫して自主独立を堅持してまいりました。また、お客さまへ提供する商品を組成するグループ会社はありません。当社は、より客観的な立場で、多くの金融商品の中からお客さまの資産形成に最も適した商品をご提案することに努めてまいります。

4.手数料等の明確化

 当社は手数料等を、お客さまに対する情報提供、投資アドバイス、注文執行、販売後の定期的なアフターフォロー、資産管理などのサービスの対価として頂いております。
 また、上記サービスの一部を提供しないインターネット取引やコール取引においては割安な手数料を設定しております。
 手数料等については当社ホームページにてご確認いただけるほか、担当者よりお渡しする目論見書、ご提案書、重要情報シート等にてご確認いただくことができます。
 また、担当者より提案ツールを通じてより具体的、かつ、お客さまに十分ご理解いただけるよう分かりやすく丁寧にご説明いたします。
 当社は、お客さまにご負担いただく手数料に見合うサービスの提供と、手数料以上の満足をご享受いただけるよう、心掛けてまいります。

5.重要な情報の分かりやすい提供

 当社は、お客さまにより適切な投資判断を行っていただけるよう、多様で魅力ある商品の提供に努めるとともに、当該商品の内容やリスク等について十分にご理解いただけるまで誠実に説明をいたします。
 投資情報の提供にあたっては、お客さまの経験や知識を踏まえ、見やすい資料を使った分かりやすい説明に努めます。また、各種投資啓発資料の作成やセミナー等を通じて、お客さまの目線に立った分かりやすい表現で、より商品に対するご認識が深まるよう努めております。複雑またはリスクの高い商品やパッケージ商品を販売する場合は、必要に応じて重要情報シート等を使いながら分かりやすく丁寧な情報提供を行います。
また、お客さまからお預かりしている資産状況が自ら閲覧できるようインターネット照会機能「マイページ」を提供しております。
 ファンドラップをご案内する際には、インタビューシートにより投資方針やリスク許容度を確認する他、お客さま毎の提案書類等により丁寧な情報提供を行っております。

 当社ホームページに「リスク・手数料説明ページ」を作成しております。
 お取引に関するリスクや手数料、その他お取引に関する留意点を記載していますので、お取引の前によくご確認ください。

6.お客さまにふさわしいサービスの提供

 当社は、口座開設時にお客さまからご申告いただいた内容や、日頃のお客さまとの対話を通じて確認した情報をもとに、お客さまの属性を適切に管理しております。
 また、お客さまの属性は取引残高報告書やインターネット照会機能「マイページ」でお客さまご自身で確認できる体制をとっております。
 サービスの提供にあたっては、お客さまの属性やニーズ、ライフプラン等を考慮したうえで、必要に応じて重要情報シート等を使いながら、お客さま一人ひとりの最適なプランをご提案できるよう努めてまいります。特に高齢なお客さまで商品のご提案を希望される場合は、定期的に管理者による面談を実施するとともに、ご家族等にお取引している事実についてご承知おきいただき、万一、健康上の問題等が生じた場合には、速やかにお知らせいただくことをお願いしております。
 お客さまにふさわしいサービスを提供するため、価格変動等のリスクに応じて金融商品をランク付けし、お客さまのリスク許容度等に適合する商品をご提案しております。複雑またはリスクの高い商品をご案内する場合や、金融に関する知識が豊富でないお客さまに商品をご提案する際には、適合性の原則を満たしているか、より慎重に検討いたします。したがいまして場合によってはご提案を控えさせていただくこともございます。
 また、お客さまへの商品のご提案に際しては、資産運用アドバイザーとしてお客さまのニーズに合わせた資産分散・中長期投資を前提に、リスク・リターンの異なる商品や分散された投資先の組み合わせにより安定運用を目指したポートフォリオの構築をお手伝いいたします。商品の提供後も、タイムリーな情報提供などアフターフォローの充実にも努めてまいります。
 さらに、当社はお客さまの最善の利益に適った商品提供等を確保するための枠組み(プロダクトガバナンス)の観点から、一部特定のニーズがある投資信託については、購入されたお客さまの属性や反応、および販売状況について組成会社との情報連携に努めてまいります。また、投資信託の商品選定等においては、組成会社におけるプロダクトガバナンスの取組状況を勘案し、商品戦略会議そして経営会議の審議を経て採用するプロセスを取っております。

7.従業員の教育および適切な動機付け

 当社は、お客さまへの対面サービスの提供を生業としており、高度な専門知識を有し、自ら考え行動できる主体性のある人材が、最も重要な経営資源であります。お客さまの信頼とご期待にお応えするとともに適切な勧誘が行われるよう、研修を中心とする従業員教育を行うとともに、評価体系を設定しております。
 研修については、お客さまへより高度な提案、より良い金融サービスが提供できるよう階層別の研修や毎月コンプライアンスとお客さま本位の業務に関する知識や資質の向上を目的とした支店内研修を実施している他、倫理観の醸成や金融知識向上のため定期的に集合研修、オンライン研修を実施しております。また、多様なメニューから社員自らが学べるようEラーニングのメニューも用意しております。
 評価体系については、お客さまからの信頼度向上のひとつの目安となる預り資産の増大や新規口座開設などに重点を置いた体系としております。

 当社は人材が最も重要であるとの考えのもと、全社員のスキルアップと多様な働き方を支援・奨励しており、社員一人ひとりがやりがいを感じ、誇りを持って働ける環境整備を行ってまいります。そして、経営ビジョンで掲げた「金融サービスを通じて価値を創造し、お客さまと地域社会の豊かな未来の実現に貢献する」というパーパスの実現に向け、当社役職員は一丸となって邁進してまいります。

プロダクトガバナンスに関する補充原則に対する取組方針

  • 1. 当社は経営ビジョン・中期経営計画を通じパーパスの実現に向け取り組む中、ファンドラップ(より積極型は除く)については当社におけるコア資産の中核とし、お客さまの資産運用をサポートしライフプランの実現に貢献するための重要なサービスと位置付けております。
  • 2. ファンドラップについては毎月開催する運用考査会議において、契約状況・運用状況等をモニタリングするとともに、リスク管理や業務プロセス等について検証しております。さらに、組入れ投資信託の評価については、恣意性を排除するため外部業者により提供された情報をもとに検証しております。なお、取締役会に対しては月次の定例業務報告に加え、詳細な運用状況等について半期毎に報告しております。
  • 3. ファンドラップについて当社は基本ポートフォリオを原則年1回見直しており、その際、恣意性の排除を目的として外部業者から助言を得ております。また、当社はお客さまのリスク許容度を把握することにより、それに応じた最適なポートフォリオを構築・提供しているため、想定顧客属性を特定しておりません。さらに、当社のファンドラップは当社に口座を開設しているお客さまのみが対象となるため、製販での情報連携は実施しておりません。
  • 4. ファンドラップについては既出の運用考査会議にて商品性の検証をしております。製販間の連携については既出の通り実施しておりませんが、営業店やカスタマーセンターに寄せられるファンドラップに関するご意見等の継続的なモニタリングや営業部門との連携・協議を通じて、運用・商品提供等の改善に努めております。
  • 5. ファンドラップの運用方針やサービスの流れ等については、販売時に使用するサービス内容説明書や公式HPに詳細を掲載しており、定期・臨時に開催する運用に関する会議体や、市場環境等を鑑み同会議において資産配分変更等の決定を判断する旨について記載しております。
  • 6. 当社は、新たな商品を販売するにあたり、その商品が対象となるお客さまにとって適切である事を合理的根拠に基づき確認し、商品戦略会議や引受審査会議等の各種会議体、そして経営会議で導入の可否を判断しております。

以上