ジャスダック市場についての説明
JASDAQの概要
JASDAQは、幅広い企業に対してエクイティ資金を供給するという新興市場の重要な機能を発揮できるよう、市場を一定の事業規模と実績を有し、事業の拡大が見込まれる企業群を対象とした「JASDAQスタンダード」と、特色ある技術やビジネスモデルを有し将来の成長可能性に富んだ企業群を対象とした「JASDAQグロース」の2つに区分しています。
ジャスダックの上場審査基準
形式基準
スタンダード | グロース | |
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純資産の額 (上場時見込み) |
2億円以上 | 正 |
利益の額または 時価総額 |
最近1年間の利益の額(連結経常利益金額)が1億円以上、あるいは時価総額が50億円以上 | --- |
株券等の分布状況(上場時見込み) | 公募又は売出し株式数が上場株式数の10%または1,000売買単位のいずれか多い株式数以上 株主数 200人以上 |
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流通株式時価総額(上場時見込み) | 5億円以上 | |
公認会計士監査 | 虚偽記載を行っていないこと及び 「上場のための有価証券報告書」に添付される監査報告書において「限定付適正」以上(最近1年間除く)かつ最近1年間「無限定適正」 |
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その他 |
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実質審査基準
スタンダード | グロース |
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a:企業の存続性 - 企業活動の存続に支障を来す状況にないこと |
a:企業の成長可能性 - 成長可能性を有していること |
b:健全な企業統治及び有効な内部管理体制の確立 - 企業規模に応じた企業統治及び内部管理体制を確立していること |
b:成長の段階に応じた健全な企業統治及び有効な内部管理体制の確立 - 成長の段階に応じた企業統治及び内部管理体制を確立していること |
c:企業行動の信頼性 - 上場後において市場を混乱させる企業行動を起こす見込みのないこと |
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d:企業内容等の開示の適正性 - 企業内容等の開示を適正に行うことができる状況にあること |
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e:その他公益又は投資者保護の観点から必要と認める事項 |