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SQ（Special Quotation）とは？

株価指数先物取引や株価指数オプション取引の最終決済に用いられる特別な価格のことです。

SQは先物取引の場合年4回、オプション取引では毎月の第2金曜日に算出されます。先物取引やオプション取引の最終取引日は第2木曜日であり、その翌営業日に決定される仕組みとなっています。SQ値の算出方法は日経225オプションの場合、日経225構成銘柄の始値を基に決定されるため、SQ日の朝に全銘柄の始値が確定した時点で決まります。

SQにはメジャーSQとマイナーSQの2種類があります。メジャーSQは先物取引とオプション取引の両方のSQが重なる日（3月・6月・9月・12月の第2金曜日）であり、市場への影響が大きくなる傾向があります。一方、マイナーSQはオプション取引のみのSQ日（1月・2月・4月・5月・7月・8月・10月・11月の第2金曜日）となります。

SQ値は未決済ポジションの決済価格として機能し、特にメジャーSQの日には裁定取引の解消が進むことで市場の流動性が高まることがあります。SQ値が市場予想と大きく異なる場合、株価の急変を引き起こす可能性もあります。