インターネットに接続し、複数のプレーヤーが同時に参加できるコンピュータゲームを「オンラインゲーム」と言います。最近では、携帯電話やスマートフォンから気軽にアクセスできる「ソーシャルゲーム(SNSサイトが運営する交流ゲーム)」の利用が急増しています。
オンラインゲームの中でもRPG(ロールプレイングゲーム)は、一般にプレイ時間が長いほど優位にゲームが進められる仕組みとなっており、時間のない利用者やゲーム内で一定の能力を保持したい人が、アイテムやゲーム内通貨を現金でやりとりするようになったようです。現在では、参加人数の多い大規模RPGなどを中心に盛んに行われており、専門の売買サイトや仲介業者が登場している他、大手オークションサイトでも取引されています。一方、自動実行プログラム(BOT)の横行や不正アクセスなど犯罪の増加、ゲーム内経済の崩壊など問題も多いため、ゲーム運営企業の多くは利用規約等でRMTを禁じています。しかし、取引自体はゲーム外で行われているために摘発は難しいのが現状。また、違法行為ではないため、効果的な対策は取られていないようです。
5月9日に、消費者庁長官がソーシャルゲーム内の「コンプリートガチャ」(決められたアイテムを揃えると希少なアイテムが入手できる仕組み。アイテムは抽選方式で購入)について、景品表示法に抵触する可能性があると指摘。これを受け、SNSゲーム各社は「コンプガチャ」を5月末までに廃止すると発表しました。小学生から大人までソーシャルゲームユーザーが広がる中、安心して利用できる体制の確立が求められており、関連各社の動向が注目されます。
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